みなさんこんにちは、SAMEBLOG編集部のさめはだです!
今回は、アフィリエイトに役立つ本を紹介していくというコーナーです。
今回紹介する本は、河井大志・染谷昌利の共著「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト成功の仕組み」です。
本書の基本情報
本書の基本情報
【タイトル】10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト成功の仕組み
【著者】河合大志・染谷昌利
【発売日】2020年2月22日
【出版社】ソシム株式会社
【価格】1,760円(税込)
第1章 「アフィリエイトで稼ぎ続ける」ためのマインドを手に入れよう
第2章 ジャンルと収益方法を見極めて、自分にあった稼ぎ方を知る
第3章 しっかりしたキーワード選定は収益化への近道
第4章 検索エンジンに好まれる構成を考えブログを管理する
第5章 渾身の1記事を作るための「記事構成」を考える
第6章 読者も検索エンジンも意識したライティングとは
第7章 絶対に押さえておくべきSEOの基本と応用
第8章 ブログへの集客を倍増させるSNSの活用法
第9章 上級者は必ず実践している「収益を何倍にも上げる」ための秘訣
第1章【「アフィリエイトで稼ぎ続ける」ためのマインドを手に入れよう】では、これからの時代にブログで稼いでいくために重要な考え方についての内容だ。
これからのブロガーは単なる情報発信者ではなく、他の記事を圧倒するような質の高い情報を発信する必要がある。
アフィリエイターではなく、ブロガーとして成功するために重要なキーワードは「信頼性」と「権威性」である。
・信頼性と権威性を上げるためにはどうしたらいい?
・何を意識して記事を書いたらいい?
・読者が求めている情報とは何?
第2章【ジャンルと収益方法を見極めて、自分にあった稼ぎ方を知る】では、自分に合うジャンルを見極めることについての内容。
ブログのジャンルを決めるときに、何を基準に考えるのが正解か。
自分の知識? 趣味? 興味? 収益性? 難易度?
これが正しいと言った「ひとつの正解」はないが、どのジャンルを選んだとしても、そのジャンルのプロになる覚悟がないならやめたほうが良い。
アフィリエイト可能なジャンルは、細かく分類すれば100や200は余裕で超えるので、自分がチャレンジしたいジャンルがあれば色々と調べてみよう。
第3章【しっかりしたキーワード選定は収益化への近道】
【第1章】「アフィリエイトで稼ぎ続ける」ためのマインドを手に入れよう
第1章の内容
1-1 今までのやり方を脱ぎ捨て、新しいスタンスでブログを運営する
・アフィリエイターからブロガーの時代に変わってきている
・ユーザーもGoogleも「信頼性」と「権威性」を求めている
・信頼性や権威性を上げるためにするべきこと
・積極的なアクションが重要になってくる時代
1-2 ブロガーは発信する情報の質も大事
・インターネット上から寄せ集めただけの情報はダメ
・単なる情報発信ではない記事の事例
1-3 「楽して稼ぐ」「誰でも稼げる」の時代はとっくに終わっている
・過去に盛んだった「楽して稼ぐ」ための手法
・「楽して稼げる」という誘惑を誘うノウハウの販売
・情報商材、高額塾が「note」や「オンラインサロン」に変化している
・賢い努力でしっかり作業する必要がある
【第1章】はアフィリエイトで稼ぎ続けるためのマインド、つまり精神力を身につけるためにはといった内容。
Googleの繰り返しのアップデートによって、個人で運営するアフィリエイトサイトは収益をあげづらくなってきている傾向がある。
原因として、情報を発信しているサイト運営者に「信頼性」と「権威性」が求められる時代になったことにより、企業サイトの評価が高く、相対的に個人サイトの評価が低くなったのではないかということが考えられる。
要するに、正しい情報だとしても誰が発信しているのか、「信頼できる運営者か?」「権威性のある運営者か?」を、ユーザーもGoogleの検索アルゴリズムも重要視するようになってきているのである。
そういう状況だからこそ、今までのやり方を脱ぎ捨てて新しいスタンスでブログ運営をしていく必要がある。
個人で「信頼性」と「権威性」を上げる方法は、次のようなアクションが必要。
・顔出し・運営者情報を出して責任の有無をはっきりさせる
・キャラを立てて、インターネット上での認知度を上げる
・実際に商品を買ってレビューする
・紹介している商品を販売している企業に取材をする
・そのジャンルに関連する資格を取得する
・専門家に記事執筆・取材をする
・市場調査を行い、一次情報を発信する
・そのジャンルの書籍を出版する
わかりやすく例えるなら、「インフルエンサーに近い特性を持つブロガー」こそ、今のアフィリエイトで求められる存在なのだ。
また、ブロガーは発信する情報の質がとても大事です。
以前は、ライバルサイトなどから寄せ集めた情報を記事に書いておけば上位表示できていた時代もありましたが、現代ではこのやり方で上位表示することは難しいです。
今は、ライバルサイトを圧倒するような情報の質を維持しなければいけません。
具体的には次の要素を意識した内容で記事を書くこと。
・悩みを解決するための様々な情報提供
・主観的な意見と客観的な意見の比較
・あらゆる商品の比較や検討材料の提供
・実際に商品やサービスを利用した体験談
・人、ニーズ、レベル、性別に合わせた商品やサービスの提案
また、今のアフィリエイトで求められるものは次のような考え方だ。
・しっかりと記事を書かないといけない
・リード文は記事を読み込んでもらうために重要
・商品を紹介するには、しっかりと商品知識を得ないといけない
・ブログのデザインもこだわった方がいい
今からアフィリエイトを始める初心者の方は次の点に注意すること。
・アフィリエイトやブログに関する書籍を読む
・絶対に信頼できそうなアフィリエイトブログを読む
・ASPが開催しているセミナーに参加する
【第2章】ジャンルと収益方法を見極めて、自分にあった稼ぎ方を知る
第2章の内容
2-1 ブログのジャンルを決める時に大切なこと
・ジャンル選びに正解はない
・基本的には「自分」を軸にして考える
・収益性と難易度からジャンルを決める
・「コスパ」からジャンルを選定する
・ジャンルを選定し、ジャンルをずらすという手法もある
・新しい情報が常に流れるジャンルを選ぶ
・ジャンル形成されたばかりのジャンルを狙う
・ASP担当者と相談して決める
2-2 そのジャンルのプロになれないなら、そのブログはやめる
・書籍、雑誌、新聞から日々情報を収集する
・テレビで情報を収集する
・ライバルサイトから情報を収集する
・ASPや広告主のイベントやセミナーから情報を収集する
・実際の商品やサービスを使って情報を収集する
2-3 商品紹介で稼ぐアフィリエイト、クリック報酬で稼ぐAdSense
・アフィリエイトは収益化が早い
・AdSenseで収益化するには膨大なアクセス数が必要
・2つを上手に組み合わせるのがベスト
・ASPにない商品はAmazonや楽天などを使う
・その他の収益化方法も視野に入れておく
2-4 各ジャンルの傾向と対策:アフィリエイトジャンル一斉公開!
・ジャンル表の見方について
・ジャンル表、一斉公開!
【第2章】は、自分に合ったジャンルと収益方法を知ることについて。
ブログを始める際に決めるジャンル選びだが、「1つの正解」はないけど「間違い」はある。
ジャンルを決めるときは基本的に「自分軸」で考える方法がある。
つまり具体的には次のような項目を軸として考えてみること。
・自分の趣味
・得意なこと・興味があること
・もっている資格
・過去・現在の仕事内容
・自分が置かれているシチュエーション
自分軸以外にも、次のような方法、考え方もある。
・収益性と難易度からジャンルを決める。
・コスパからジャンルを決める。
・ジャンルを選定し、ジャンルをずらす。
・新しい情報が常に流れるジャンルを選ぶ。
・ジャンル形成されたばかりのジャンルを選ぶ。
・ASP担当者と相談して決める。
どんなジャンルを選ぶにしても、そのジャンルのプロになれないのならそのブログは通用しません。
ブログから、そのジャンルのプロ感が匂ってこないとユーザーからの支持は得られません。
プロになる自信も覚悟もないようなら、そのジャンルでのブログはやめるという決断も必要だ。
【第3章】しっかりしたキーワード選定は収益化への近道
第3章の内容
3-1 キーワードの種類と、そのキーワードで検索している人の特徴
・キーワードは様々な指標で分けることができる
・キーワードの種類と検索している人の特徴
・各キーワードのCVRと役割を考える
・「キーワードの意図」を知ることが大事
3-2 主軸となるキーワードの4つの探し方
・主軸となるキーワードとは
・キーワードツールから発掘する
・広告主サイトやLPから発掘する
・ライバルとなるサイトやブログから発掘する
・本、雑誌、新聞から発掘する
・ASP担当者にヒアリングして発掘する
・広告主に取材やヒアリングする
・キーワード選定は「多くを発掘」し「取捨選択」することが大事
3-3 主軸となるキーワードから複合キーワードを見つける方法
・Googleのキーワードプランナーだけでは難しい
・keyword Toolを利用して大量にピックアップ
・goodkeywordで関連性の高い複合キーワードをピックアップ
・エクセル、メモ帳、ワードなどにまとめる
3-4 抽出した複合キーワードを取捨選択する
・狙わないキーワードを削除していく
・狙うキーワードの考え方
・各キーワードの月間検索数を調査する
3-5 キーワードリストの作り方と、その管理方法
・キーワードリストとは
・膨大なキーワードをしっかりとまとめる
・上から順番に重要度を高くする
【第3章】は、どのようなキーワードで上位表示を狙っていくかという内容。
ブログを運営する限り、SEO対策で集客することは必要不可欠です。
どのようなキーワードの種類があり、それぞれどんな特徴があるのか。
【一語か二語以上かで分ける場合】
単一キーワード
例:「イチゴ」「介護士」など、一語のキーワード
複合キーワード
例:「イチゴ 育て方」「介護士 資格 勉強」など二語以上のキーワード
【上位表示難易度で分けるばあい】
ビッグキーワード
例:「ウォーターサーバー」「婚活アプリ 比較」など、上位表示が難しいキーワード
スモールキーワード
例:「ウォーターサーバー 粉ミルク」「婚活アプリ プロフィール写真」など、比較的上位表示がしやすい複合キーワード
【検索意図を指標として分ける場合】
トランザクションキーワード
例:「渋谷 ビジネスホテル 予約」「マンション 査定」など、アクションを前提としたキーワード
ナビゲーションキーワード
例:「ホットペッパー」「YouTube」など、特定のサイトを訪問するためのキーワード
インフォメーションキーワード
例:「犬 しつけ方法」「結婚スピーチ 例文」など、情報収集をするためのキーワード
【検索需要の長さで分ける場合】
トレンドキーワード
例:「加湿器 オススメ」「バレンタインプレゼント 2019」など、ある季節になると検索数が多くなるキーワード
ショートレンジキーワード
例:「芸能人名 結婚」「衆議院議員選挙 2019」など、短期的に一気に検索数が伸びるキーワード
ミドルレンジキーワード
例:「君の名は あらすじ」「ワールドカップ 日程」など、ある一定期間検索数が伸びるキーワード
ロングレンジキーワード
例:「有酸素運動 効率的」「マンション購入 注意点」など、安定的に検索数があるキーワード
このように、SEOにおいて一般的に言われているキーワードの分け方は色々とあります。
ただ、ブログで収益化を目指すためには次のような分け方をすると記事を書きやすくなる。
【購入率から考えてキーワードを分ける場合】
商標キーワード
例:「ミックスホスト」「mixhost 表示スピード」など、ある商品やサービスを購入・契約しようと思って調べるキーワード
ジャンルキーワード
例:「レンタルサーバー 人気」「レンタルサーバー 表示スピード」など、ジャンル名が入ったキーワード
お悩みキーワード
例:「サイト表示スピード 遅い」「バズ サイト落ちた」など、現在使っているレンタルサーバーで悩んでいる人が検索するキーワード
一般キーワード
例:「WordPress おすすめプラグイン」「ブログ ライティング コツ」など、mixhostの利用ユーザーになりそうな人が検索するキーワード
トレンドキーワード
例:「A8フェス 2019」「アフィリエイト 映画」など、mixhostを利用するかもしれないユーザーが検索するキーワード
お宝キーワード
お宝キーワードは、難易度が低いのに成約がめちゃくちゃ伸びるキーワード
このように、キーワードは色々な角度から分けることができる。
あるテーマについてブログを作ろうと思った場合、どのようなキーワードで上位表示を狙っていくのかを決める必要がある。
主軸となるキーワードから、そのキーワードを含む複合キーワードをとにかくたくさんピックアップするのだが、狙う必要がないキーワードは取捨選択していく。
キーワードプランナーやgood keywordなどのツールを利用して膨大なキーワードをまとめ上げ、キーワードリストを作成する。
【第4章】検索エンジンに好まれる構成を考えブログを管理する
第4章の内容
4-1 サイト構成の基本中の基本を知ってSEOに活かす
・基本となる基盤記事と補足記事の考え方
・補足記事が基盤記事になる場合もある
・基盤記事と補足記事という考え方を知っておくべき理由
・基盤記事と補足記事が上手に使われている記事例
・該当記事から取材記事へリンクしている
4-2 キーワードの種類と記事の役割を整理する
・収益性の高いキーワードは基盤記事にする
・基盤記事と補足記事の事例
・補足記事が先に上がってきて基盤記事へ誘導できる場合もある
4-3 基盤記事と補足記事の役割と詳細
・基盤記事の役割
・基盤記事のコンテンツ内容
・補足記事の役割
・補足記事のコンテンツ内容と注意点
・補足記事をライターに外注する時の注意点
4-4 記事LPを使ってCVR向上や記事の導線を考える
・基盤記事や補足記事では「押し切れない背中」
・記事LPの考え方
・キーワードのモチベーションから考えて導線を作る
・記事LPが生きる場面
4-5 バズ記事で認知度やブログの話題性をアップさせる
・バズ記事の定義について
・バズる記事の特徴
・バズらせるための条件
・バズ記事の効果
・バズ記事の含めたサイト構成のおさらい
【第4章】では、検索エンジンに好まれるブログ構成の考え方について。
基盤記事の役割は次の2つ
① ブログの収益化
②ブログの大きなアクセスアップ
基盤記事は、収益性の高いキーワードを据えて上位表示を狙っていきます。
検索意図が比較的広いキーワードや、たくさんのことを比較検討、言及する必要があるので、コンテンツ内容が膨大になることが多い。
記事の構成上、基盤記事の文字数は7,000文字〜35,000文字程度になり、加えて多くの補足記事からも誘導されているので、商品やサービスの魅力を伝え、ユーザーの背中を押して購入につなげるためのコンテンツ内容にしなければならない。
補足記事の役割は次の5つ
① 基盤記事のSEO
② ブログのアクセスアップ
③ 被リンク集め
④ ブログのSEO価値向上
⑤ ユーザービリティ向上
基盤記事のコンテンツにおけるSEO価値は、「基盤記事+補足記事」です。
基盤記事で書ききれない詳細な内容を補足記事で行い、基盤記事のコンテンツを支援する。
補足記事で狙うキーワードは限定的なものや検索数が少ないものが多いのが特徴。
補足記事で詳細な説明をすることでユーザービリティの向上にもつながるのでとても重要な役割がある。
【第5章】渾身の1記事を作るための「記事構成」を考える
第5章の内容
5-1 検索意図を適切に理解しながら記事の方向性を決める
・「検索意図」がずれると全く上位表示されない
・検索意図は「人それぞれ」なのに、なぜ正解があるのか?
・記事を書く前に必ずGoogleで検索し、検索意図を確認する
・SEOの再現性が高まる可能性がある
・ブログでは上がらないキーワードもあることを理解しておく
5-2 ライバルの存在意義を消す記事を意識する
・狙っているキーワードで検索し、1位〜20位のブログやサイトを確認
・自由に記事を書かないと手が止まってしまう?
・上位のサイトやブログを見ること=スタートラインに立つこと
・必ずしも正解ではないが、間違った方法論ではない
5-3 様々なWEBサービスを利用して顕在的なニーズを満たす記事にする
・Yahoo!知恵袋は「悩み」の宝庫
・Twitterは「リアルな感情」の宝庫
・NEVERまとめは「網羅性」の宝庫
・はてなブックマークは「後で読みたい」の宝庫
・最後に、書くことリストに追加する
5-4 検索キーワードから潜在的なニーズに応える記事構成を考える
・キーワードリストを使って記事構成こ考える
・狙っているキーワードの複合語は検索意図を満たす
5-5 ネット以外での情報収集と書くべきリストの選定について
・ネット以外での情報収集
・書くことリストの取捨選択
5-6 狙っているキーワードの検索意図の順番で目次化する
・書くことリストを目次化する
・検索意図を満たす順番で書かれた良い事例
・小手先のSEOを意識するなら、結論を最後に書くべきなのか
・結論を最後に書くと、どうなるのか?
・書くコンテンツが一緒でも構成によって違いが出る
【第6章】読者も検索エンジンも意識したライティングとは
第6章の内容
6-1 最後まで読んでもらうためのリード文の作り方
・リード文に正解はなく、検索意図によって変わる
・パターンから選んでリード文を考えてみる
・結論から書き始めるリード文
・自分の権威性をアピールするリード文
・他との違いを明確に示すリード文
・自分の実体験をアピールするリード文
・不安をあおるリード文
・読むべき人を提示したリード文
・記事に書かれている内容がとにかく詳しくわかるリード文
・とにかくインパクト勝負のリード文
・いろんな要素を掛け合わせたリード文にチャレンジ
6-2 1つの軸を決めて、キーワードや関連語を適切な箇所に配置する
・記事を書くこと自体は目次ができれば簡単
・検索意図を満たした上で、自分の伝えたいことを書く
・自分の軸がきっちり決まっている記事の事例
・なぜ、軸を決定する必要があるのか
6-3 文体の調整と文字装飾を行なって、記事を読みやすく調整する
・記事全体にキーワードが入っているかを確認
・キーワード比率を確認する
・代名詞をキーワードに置き換える
・文中にキーワードを差し込む
・関連語も意識して記事を見直す
・キーワードや関連語の配置を行う際の注意点
6-4 オリジナリティを高めるイラストや動画の活用方法
・記事を読み返して違和感を感じないかどうか
・ターゲットユーザーに合わせた文体の調整
・要点が何か、すぐにわかるように装飾をする
・最終チェックと、スマホ版で見たときのチェックを行う
6-5 記事中に入れる引用リンク、内部リンク、アフィリエイトリンク
・過去のビジュアルSEOでは物足りない
・見出しの下に何が書いてあるのかがわかるイラスト
・イラストや図は「外注」か「自分」で行う
・スクリーンショットを利用して解説する
・文字や画像では説明しづらい時は動画を利用する
・オリジナリティを高めてSEO効果を狙う
6-6 記事中に入れる引用リンク、内部リンク、アフィリエイトリンク
・客観性を高める引用リンクや参考リンク
・積極的に内部リンクを送る
・アフィリエイトリンクは「親切な気持ち」で送る
【第6章】は、読者も検索エンジンも意識して記事を書くことについて。
読者の興味をひくリード文を意識し、記事で何を伝えたいのかという軸を決め、SEOのことも考える。
更に読みやすくするための文字装飾やイラストの利用なども検討する。
やるべきことは山のようにあるが、そこまでやってようやく他のブログに対して差別化・優位性をはかることができる。
ユーザーは「記事を読むべきか」を最初のリード文で判断します。
記事の導入部分を決まったフレーズで始めるブロガーは多いが、ユーザーは「探していたことが書かれていそう」「この記事はすごそう」と思ってこそ記事を読むのだ。
記事のリード文はとても重要な要素であり、「何が正解」かは検索意図によって変わってくるが、「間違い」はある。
間違ったリード文は次の2点
①普通すぎるリード文
②長すぎるリード文
正しい情報を書いていたとしても、普通すぎたり長すぎるリード文は、訪問者にとって魅力を感じない。
せっかく上位表示されてユーザーが訪問してくれてもすぐにブラウザバックしてくれようものなら、直帰率が高く滞在時間が短くなりSEO的にもマイナスになる。
ここからは6ページにわたってリード文のパターンを8つ紹介している。
・結論から書き始めるリード文
・自分の権威性をアピールするリード文
・他との違いを明確に示すリード文
・自分の実体験をアピールするリード文
・不安をあおるリード文
・読むべき人を提示したリード文
・記事に書かれている内容がとにかく詳しくわかるリード文
・とにかくインパクト勝負のリード文
これらの要素を複数組み合わせて作るリード文を作ることができれば、記事の本文を高確率で読んでもらえる可能性が高くなります。
【第7章】絶対に押さえておくべきSEOの基本と応用
第7章の内容
7-1 記事タイトルはSEO最適化に加えインパクトを持たせる
・記事タイトルの基本中の基本とは
・狙っているキーワードの複合キーワードも狙う
・ライバルを確認して差別化を行う
7-2 検索結果におけるCTRの重要性とリッチリザルト
・検索結果のCTRを上げるべき理由
・ディスクリプションタグとスニペットの関係
・CTRを上げるリッチリザルト
7-3 滞在時間は「その記事の点数」と捉えて改善していく
・滞在時間と上位表示の関係性について
・滞在時間を上げるためのポイント
・集客元を解析した結果、やるべきこと
7-4 信頼性と権威性を意識した被リンク対策
・一昔前の被リンクとは
・サイテーションと被リンク
・被リンク対策で信頼性とサイト価値を上げる
・権威性を高めるサイテーションを意識する
7-5 検索順位のチェックをしてPDCAを回す
・検索順位をチェックするツール
・SEOの結果測定に利用する
・ライター管理に利用する
・修正すべき記事がわかる
・モチベーション維持につながる
7-6 「2位に下落」「もうちょっとで1位」、そんな時のための施策アイデア
・検索上位の記事は「修正しづらい」
・内部リンクを増やす
・補足記事を追加する
・画像をオリジナル画像にする
・動画を付け加える
・比較数、ランキング数、紹介数、理由、原因などを付け足す
・一次情報を増やす
・SNSでのアクション数を増やす
・リンクを増やす
【第7章】は、絶対に押さえておくべきSEOの基本と応用について。
主な内容は次の5つ
・記事タイトルについて
・CTRについて
・滞在時間について
・被リンク対策
・検索順位のチェックと改善
記事タイトルはSEO最適化に加えインパクトを持たせる必要がある。
検索結果に表示される記事のタイトルが「読みたくない」「読んでも無意味」「他と同じ」と思われると、そもそも記事は読まれない。
記事タイトルの基本は、狙っているキーワードを入れること、ページの内容を効果的に伝えること。
他にも、次の基本ルールの中で最大限アピールする必要がある。
・狙っているキーワードを入れる
・複合キーワードでの上位表示も狙う
・文字数は約40文字以内(スマホ)
・文字数は約30文字以内(PC)
・ページの内容がわかるようにする
・他サイトとの差別化をする
検索結果におけるCTRの重要性は、アクセス数や収益にまで直結する要素なので知っている人も多いと思う。
CTRを上昇させるための施策については、タイトルタグの工夫、スニペットの工夫、ディスクリプションタグやリッチリザルトを利用する方法もある。
少し専門的なワードが並んでしまったので、初心者の方は理解できていないと思うが、なんとなく頭の片隅に入れておくぐらいでよいと思う。
ブログ内の記事の滞在時間については、SEOと関連していることをGoogleは否定している。
しかし実際には滞在時間が長い記事ほど上位表示されているという比例関係にもあるので、滞在時間をひとつの指標として捉えても問題はない。
これは、滞在時間が伸びたから上位表示できたというものではなく、ユーザーにとって良いコンテンツだから滞在時間も伸びていると捉えることができる。
滞在時間を上げるためのポイントは次の5つ
・リード文を修正する
・コンテンツの追加を行う
・動画等をコンテンツに入れる
・集客元ページを解析し、内部リンクを送る
・上位表示キーワードに合ったコンテンツを追記
被リンク対策やサイテーションなどによって、ブログのドメインパワーを上げたり、信頼性やブログ価値を上げることも重要だ。
【第8章】ブログへの集客を倍増させるSNSの活用法
第8章の内容
8-1 サイトへの流入を促すSNSの種類
・SNSの種類と効果
・交流型SNS「Twitter」
・交流型SNS「Facebook」
・写真共有型SNS「Instagram」
8-2 SNSアカウントを運用する前の注意点
・SNSで拡散されやすい投稿の傾向
・良いバズと悪いバズ
・SNS運用の目標設定を行う
・Facebookページの目標設定をしてよく使われる数値
8-3 SNSアカウントを育てる
・情報特化型か自分発信型か
・人気アカウントに育てるための運用ポイント
・一貫した内容の投稿を心がける
・更新頻度と投稿の有益性
・プロフィールを充実させる
・取り扱っているジャンルが近いアカウントを積極的にフォローする
・フォローしたアカウントと交流する
・投稿の反響を最大化させるための施策
・チェックしておきたいTwitterアカウント
【第8章】は、アフィリエイトブログ運用で欠かすことのできないSNSの活用法について。
昨今のアフィリエイトブログ運営では、サイトへのアクセスを増やすために検索エンジンとSNSの両方を活用することが効果的です。
中でも「Twitter」「Facebook」「Instagram」の3つは必ず利用しておきたいSNSになる。
最初からすぐに人気のアカウントにできる人はなかなかいないが、テーマと目標を持ってコツコツと良質な投稿を続けていくことで次第にフォロワーが増えてくる。
効果的にフォロワー数を増やして人気アカウントに育てるための運用ポイントは次の6つ
・一貫した内容の投稿を心がけること
・更新頻度と投稿の有益性
・プロフィールを充実させる
・ジャンルが近いアカウントを積極的にフォロー
・フォローしたアカウントと交流する
・ハッシュタグと投稿時間とツイッターカード
【第9章】上級者は必ず実践している「収益を何倍にも上げる」ための秘訣
第9章の内容
9-1 「情報の宝庫であるASP担当者」との付き合い方
・月に100万円を超えたあたりから、ASP担当者への不満が増えてくる
・複数のASPと仲良くするメリット
・担当しているメディア数がとても多いのが事実
・ASPは広告主担当とメディア担当に分かれていることが多い
・ASPからの情報提供には2種類ある
・トラブル発生時の、ASP担当者との付き合い方
・基本的に特単はどのASPも同じ場合が多い
9-2 広告主との効果的な連携を実現させるためには
・広告主には2つのタイプがある
・広告主と連携できること
・提案を受けてもらえるかどうかは、ブロガーのレベルによって変わる
9-3 良質な情報を効率的に得るためのポイントと注意点
・インプットに時間を取られすぎないようにする
・インプットする情報の正しさを見極める
・定期的に「仲間」と意見交換する場に参加する
9-4 効率的な外注化は、収益の増加スピードを上げる
・自分が行う必要がない作業は意外と多い
・外注しない方がいい業務
・外注化=成功の証、ではない
9-5 「お金」と「お金じゃない」のバランス感覚が重要
・「ユーザーに対する考え方」の違い
・「広告主に対する考え方」の違い
・「ブログはオワコン」ではない
【第9章】では、アフィリエイトの上級者が必ず実践している「秘訣」をいくつか解説している。
「上級者」の定義だが、本文の感じからすると、月に100万円以上の収益があるアフィリエイターのことを指していると思われる。
主な内容な次の4つ
① ASPとの上手な付き合い方
②広告主との連携
③ブログ運営の外注化
④ブログ運営に対する意識の違い
まず、①ASPとの上手な付き合い方について。
ブログの収益が大きくなってくると、ASPの担当者とコミュニケーションを取る機会が増えてくる。
アフィリエイト広告の報酬によってブログの収益を増やすことは、すなわちASP側の利益にもつながるため、担当者の方も成長の見込みがあるブログの強化には力を入れている。
ASPは基本的にアフィリエイターの味方ですので、仲良くやっていくことで損をすることはない。
②広告主との連携について。
上級アフィリエイターともなると、広告主に対して自ら提案することもできる。
広告主も、売り上げが大きいブログの運営者の話は聞いてくれることが多い。
アフィリエイター側からは、次のような提案が考えられる。
・特別単価をもらう
・担当者に取材をさせてもらう
・工場見学、店舗見学をさせてもらう
・サンプル商品。本商品をもらう
・承認率の固定を行なってもらう
・特別LPを用意してもらう
・特別キャンペーンをしてもらう
・固定費を提供してもらう
・公式サイトからリンクをしてもらう
③ブログ運営の外注化について。
運営しているブログの数が増えてくると作業量が増えてくるので、外注ライターやデザイナーの活用を検討することもあるだろう。
外注化自体はお金がかかるが、効率的な外注化は収益の増加スピードを加速させるので、うまく活用できるかがカギ。
そうなった場合、自分が作業する部分と外注する部分を明確に分ける必要がある。
【外注化できる業務】
・ライバルブログやサイトの情報収集
・記事の誤字脱字チェックや記事の装飾
・バナー、アイキャッチ画像、記事内挿入画像の制作
・補足記事の執筆
・取り組み案件の競合調査
・取材時の写真撮影スタッフ
・商品やサービスの実体験モニター
・アンケート調査
【外注化しない方がいい業務】
・キーワードリスト作成
・目次製作
・基盤記事の執筆
・リード文、クロージングの確認
④ブログ運営に対する意識の違い
大きな収益を上げているブロガーと、伸び悩んでいるブロガーには明確な意識の違いがある。
ユーザーに対する考え方、ASPに対する考え方、広告主に対する考え方の相違点をまとめている。
【ユーザーに対する考え方の違い】
○本当に良いと思った商品を熱量の高い記事で紹介
×なんとなく良さそうな商品を紹介
○自分自身で調査やレビューをした、ユーザーのためになる一次情報を発信
×ライバルサイトをリライトしたような記事が多い
○ストレスなく記事を読めるように工夫
×記事の質が良くない
○SEOはいい情報を届けるための手段
×SEOはGoogleを欺く行為
○ユーザーに貢献して得るアフィリエイト報酬は真っ当な成果
×商品を紹介するアフィリエイトはユーザーをだましている感覚
最後に、これからのブロガーに必要な要素として次の方程式が大切。
良質なコンテンツ × 集客技術 × 売る技術 × 社会貢献 × 他者貢献 × 仲間との共存共栄
著者メッセージまとめ
・本書は、ブログアフィリエイトで一つ上のレベルを目指すための教科書です。
目先のお小遣い稼ぎで満足してしまうのではなく、ブログで安定して5年、10年稼ぎ続けるための仕組みを創るには、どうしたらいいのか。
「稼ぎ続ける」ためのマインドとは?
検索エンジンに好まれるブログの構成とは?
収益化のためのキーワードをどう選定する?
渾身の1記事にするための記事の構成とは?
読者も検索エンジンも獲るライティングって?
全て、本気のブログアフィリエイトには必要な知識です。
そして、全ての解が本書には詰まっています。【表紙そで】
・本書で強く意識したのは「再現性」です。本書の内容でお約束できることがあるとすれば、それは「ここに書いた手法は、実際に著者が実践し効果があったこと」そして、「それを実践すればブログで収益化できること」を1から10まで隠すことなく書いているということです。【はじめに】