みなさんこんにちは、SAMEBLOG編集部のさめはだです。
アフィリエイトに関する調査・研究をしております今日この頃です。
今回は、アフィリエイトに関する書籍を紹介していきます。
今回紹介する本は【アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則】です!
プロアフィリエイター(自称)のわたし自身が感じた【良い点・悪い点】を含めて全部正直に書いていきます!
本書の基本情報
本書の基本情報
【著者】中村貞文
【発売日】2013年8月20日
【出版社】株式会社 秀和システム
【価格】1,540円(税込)
【第1章】なぜ真面目にアフィリエイトをしているのに稼げないのか?
【第2章】僕が副業なのにサイトアフィリエイトで月収250万稼ぐまでに乗り越えた道のり
【第3章】稼げる検索キーワードはツールではなく想像力が生み出す
【第4章】検索ユーザーの興味度の高いキーワードを生み出す8つの法則
【第5章】検索キーワード選定法の想像力をコンテンツに活かす
本書の概要とポイント!
本書籍のAmazonでの評価は?
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「アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則」のAmazonでの評価は、星3.7ポイントとなっているようだ。
高評価(星5)および低評価(星1〜星2)の理由を一部抜粋させていただくと、次のような感想があるので参考程度に紹介しておきます。
高評価レビュー
この本はアフィリエイトの本ですが、あらゆる商売、あらゆるビジネスで使える基本がふんだんにつまっています。『ノウハウは自分の能力を効率的に高めるもの』というのが胸にグサっとささりました。(F氏)
・この本は、書かれているマインドセットやキーワードの選出方法の重要性が理解できる玄人向けの本です。あと、この本、売れないほうがいいです。手法が広まりすぎると、自分のライバル増えちゃうからね。(H氏)
・この道を学んでいる者にとって、これはバイブルです。判らないままに途中で諦めた人、息を吹き返してください。この本には「底力」があります。(R氏)
低評価レビュー
・『”アフェリエイトで楽して稼げる”と思って始めた人に対しての説教本』のような感じではないかと。別に目新しいものを期待したわけではないのですが、ホントに当たり前のことを当たり前に書いている本でして…。(V氏)
・タイトルに騙されました。半分が精神論、半分がどこにでも手に入るレベルのノウハウでした。(R氏)
【第1章】なぜ真面目にアフィリエイトをしているのに稼げないのか?
第1章の内容は、「サイトアフィリエイトで失敗しがちな理由」を解説している。
アフィリエイトによる報酬は、労働によって得られる給料とは違って作業時間とはまったく比例しません。
1日に8時間、毎日作業を続けたとしても、報酬が発生するのは3か月先か半年先かぐらいの覚悟を持って取り組まなければモチベーションが保てません。
この事実を理解せずにアフィリエイトに取り組むと、どのような結末が待っているのかは想像に難しくはありません。
失敗しがちな理由①
毎日ブログの更新を続ければ報酬が発生するはず。
アフィリエイトはブログやサイト立ち上げるところから始める必要があるので、始めてしばらくの間は報酬が発生しないのが普通です。
早く稼げるようになりたいからといって、睡眠時間を削って1日の作業量を増やしたりする行為は負担になる可能性があるので注意が必要だ。
中には、最短で稼ぐために根性論に依存するアフィリエイターもいるようだが、作業量は自分で管理して、自分のペースでスキルを上げてアフィリエイトに取り組む方が稼げる可能性は高い。
失敗しがちな理由②
根性論に依存して体にムチを打ち、無茶な作業の結果挫折する。
社会人として毎日仕事をしている人は、アフィリエイトの作業に費やす時間を捻出するのは難しいかもしれません。
仕事を終えて、帰宅後の時間を切り詰めて作業をしていると、気がついたらもう夜中ということも多いと思います。
アフィリエイトの作業に費やす時間がない、副業では稼げないのか。
正直なところ、副業のアフィリエイターが本業のアフィリエイターと正面から戦って勝てる可能性は低いでしょう。
それならば、ライバルが少ない稼げるキーワードを見つけ出して勝負する必要があるのです。
【第2章】僕が副業なのにサイトアフィリエイトで月収250万稼ぐまでに乗り越えた道のり
第2章は、著者の若き日の体験を元に、アフィリエイトで注意した方がいいポイントや、稼ぐためのコツ、初心者へのアドバイスなどの内容です。
概要をまとめるとこんな感じだ。
① ネット上で販売されている「情報商材」には手を出すな。
アフィリエイトで稼ごうと思ったときに、一度は気になるのが情報商材の存在。
情報商材の販売ページの文章を読んでいると、かんたんに稼げると思わせる内容が書かれています。
しかし実際には、マネするだけでかんたんに稼げる方法など存在しないので注意が必要だ。
ネット上の情報は真実か嘘か見分けがつかない。
アフィリエイトで稼ぐための情報はネット上にはたくさん掲載されています。
いろんな情報が簡単に手に入る一方で、誰でもかんたんに情報が発信できる時代がゆえに本当に信じて良い情報なのかわからないものが多い。
情報を収集する能力も必要だけど、今後は正しい情報を見分けるスキルも求められる。
新しい手法に乗り遅れると稼げないよ?という罠
ネットで稼ぐ方法は、常に目新しい手法が登場します。
今ある手法よりも新しい手法の方が稼げるよ、という有料の情報商材も常に登場しています。
しかし、新しい手法という魅力的な誘いに惑わされて飛びつくと、実は作業量が多すぎてとても再現できないような大変な方法だったりします。
先駆者だから稼げる、後発組は稼げないという先入観
基本的にビジネスでは先駆者の方が有利と言われていますが、アフィリエイトでは後発組が有利な面もあるのです。
先駆者はライバルが少ないというメリットが享受できたはずですが、自分で一から道を切り開かなければなりませんでした。
一方後発組は、ライバルが多いというデメリットを抱えるものの、先駆者の手法を参考に試行錯誤できるのが最大のメリット。
楽して結果が出る裏技は、リスクが高い上に安定しにくい
SEO対策で、○○するだけで上位表示できるといった裏技がたまに出回ったりします。
実際過去に流行した裏技には、「プログラムでページを自動的に量産すれば上位表示される」「相互リンクツールで大量の外部リンクをもらうだけで上位表示する」などがあった。
今ではこれらの手法は通用しないどころか、ペナルティを受けて検索順位が下がるリスクがあります。
上位表示されるのを待つだけでは結果が出にくい
アフィリエイト初心者ほど、有名な検索キーワードで上位表示を狙いがちです。
しかし、誰でも思いつくような有名なキーワードほど、同じことを考えているライバルが多いので、いくら待っても上位表示されることはありません。
初心者が最初にするべきことは、ライバルが比較的少ないニッチなキーワードで上位表示を狙っていくことです。
稼ぐためには正しい努力の方法を知っていることが大切
サイトアフィリエイトで稼ぐためには、作業量よりも努力の方向性の方が大切です。
上位表示が難しい検索キーワードでサイトやブログを作ろうとすると、かなりの作業量とSEOスキルが求められます。
初心者はまずライバルが少ない検索キーワードを見つけて、確実にアクセスを集める努力をするのが良い。
第2章のまとめ
最初から新しい手法や、裏技、外注、ノウハウなどに依存して楽をしようとしても稼げない。
だからこそ、自分のスキルを磨いていくしかない。
いろいろ試しては迷走を繰り返した結果、最も重要なスキルは「検索キーワード選び」である。
【第3章】稼げる検索キーワードはツールではなく想像力が生み出す
検索キーワードを探すときにツールに依存しすぎてしまうと、実際に検索している人の気持ちを考えられなくなってしまうのではないか。
多くの初心者は検索キーワードを探すときに、アクセスが多い・少ないを基準に考えるのだが、別の視点で考えてみるとどうなるだろう。
たとえアクセスが少ないキーワードでも、検索している人の「悩みが深い・浅い」「関心が高い・低い」というアクセス数以外の価値に目を向けると、稼げるキーワードの候補はたくさん見つけることができる。
【第4章】検索ユーザーの興味度の高いキーワードを生み出す8つの法則
第4章は、検索キーワードの選定法についての内容。
検索キーワードの選定は、人の気持ちを考える想像力が大切です。
とはいえいきなりゼロから想像するのは難しいので、あるパターンに分けて細分化して考えることでイメージしやすくします。
キーワード選定が苦手な人ほど、ライバルが多い検索キーワードで上位表示を目指そうとするもの。
キーワード選定が上手な人は、検索する人がどんな気持ちで何を考えて検索しているのかを思い浮かべてキーワードを考えます。
具体的な検索キーワードの考え方は、次の8パターン
① 願望系キーワード
願望系キーワードは、検索する人が「こうなりたい!」という理想に近づくための情報を求めているときに検索するキーワードです。
例:女性にモテる服が欲しい、肌を綺麗にする方法、夏までに痩せたい、安全な水が飲みたい
② 悩み系キーワード
悩み系キーワードは、検索する人が何とかして改善したい悩み、気になっているコンプレックスなどを解消するために役立つ情報を探しているときに検索するキーワードです。
例:私服がダサい、顔のシワが目立つ、リバウンドが怖い、水道水が怖い
③ 季節系キーワード
季節系キーワードは、毎年その季節が近づくと需要が増えるだろうと予測できる事柄を検索キーワードに落とし込んでいきます。
例:夏夏りに合うファッション、冬の乾燥肌対策、春休み中にできるダイエット、サーバーの夏の電気代
④ ジャンル系キーワード
ジャンル系キーワードは、アフィリエイト案件の中で一般的に使われているジャンルを元に、検索されそうな検索キーワードを作っていきます。
例:人気のカジュアルファッション、敏感肌でも使えるファンデーション、置き換えダイエットにお勧めの健康食品、ウォーターサーバーRO水
⑤ ブランド・メーカー・商品系キーワード
ブランド系キーワードは、知名度の高いブランドほどネットでも検索される可能性が高くなるため、ブランド名と思いつく言葉を組み合わせて検索キーワードを作っていきます。
例:アバクロンビー&フィッチの洋服通販、オルビスの無添加化粧品、エルセーヌの体験コース、アクアクララのキャンペーン
⑥ トレンド系キーワード
トレンド系キーワードは、テレビや雑誌で登場して話題になっている事柄を中心に検索キーワードを作っていきます。
例:○○(芸能人の名前)が着用していたジャケット、××(雑誌名)掲載の新着コスメ、○○(芸能人の名前)が痩せた酵素液ダイエット
⑦ 日付・型番系キーワード
日付・型番系キーワードは、特に発売日が予告されているゲームに興味のある人や、型番で検索されるゲーム機やパソコン系の商品を探している人が検索しやすいキーワードです。
例:2022年流行のメンズファッション、9月20日発売予定の◯◯(ゲームソフト名)、XX-XX(プリンタの型番)の部品
⑧ シチュエーション系キーワード
シチュエーション系キーワードは、検索する人が大切なイベント前などに調べたりするキーワードです。
例:婚活パーティーにお勧めの洋服、合コンで印象がいいメイク、結婚式に向けてダイエット、出産後にウォーターサーバーを設置したい。
実際にWebサイトをつくる際には、次の流れを意識する。
①どんな人に役に立つアフィリエイトサイトを作るかイメージする
②どのアフィリエイト案件を扱うかジャンルを選ぶ
③どこで情報収集するかを決める
④8つの法則を意識しつつ、とにかく気になるキーワードをリストアップする。
⑤リストアップしたキーワードの中からターゲット層に響きそうなキーワードを選ぶ。
【第5章】検索キーワード選定法の想像力をコンテンツに活かす
第5章は、キーワード選定スキルを磨くための思考法や技術論などについての内容。
わかりやすく言うと、キーワード選びはとても重要ですよ、といった内容だ。
本章のポイントをまとめると、こんな感じだ。
人というのは、どんなに良い文章や上手な文章でも、興味がない文章は読みません。
逆を言えば、文章が下手でも、興味や関心のある内容であればある程度は読んでくれるのです。
そして、検索ユーザーは自分から情報を求めて行動しているので、興味のある情報や悩みを解決するための情報が書かれていれば、文章が下手でもある程度読んでくれるのだ。
つまり、「良い文章が書けない」と悩んでいる人ほど、検索キーワードスキルが役に立つということだ。
検索キーワードを、キーワードツールを利用してではなく、自分の頭で考えるようになると記事が書きやすくなります。
なぜ人はこの検索キーワードで検索するのだろう?
この検索キーワードで情報を探している人は何を求めているんだろう?
このように、検索キーワードからユーザーの心を読み解こうとすると、「こういう悩みを解決したい人や、こういう理想を手に入れたい人は、この切り口で記事を書こう!」という気づきが得られます。
コツを掴むまでは苦労するかもしれませんが、自分の頭で真剣に考えることで、なぜ人はこの検索キーワードで検索するのかが徐々に見えてくるようになります。
アフィリエイトでは、ビッグキーワードと呼ばれるアクセス数が多く集まる検索キーワードじゃないと稼げないと思っている人もいますが、アクセスが少ないニッチなキーワードでもコンテンツ次第では効率的に稼ぐことができます。
誰でも思いつくビッグキーワードで上位表示するには、多くのライバルとSEO対策で戦う必要があるので初心者では太刀打ちできません。
初心者が稼ぐには、他のアフィリエイターが気づいていないニッチな検索キーワードを見つけて差別化することが大切なのです。
最初のうちはアクセスが少なくても、確実に稼げるニッチな検索キーワードを見つける努力を続け、徐々に報酬を上げていくのがサイトアフィリエイトで稼ぐための正攻法である!