アフィリエイト

アフィリエイト広告の種類はどんなものがあるのか知ろう

みなさんこんにちは、サメブログ編集部のさめはだです。

日頃インターネットを利用している人は、ニュースサイトやYouTube動画内に掲載されている様々なタイプの広告を目にしていると思います。

ふと気になる広告をクリックすると、Amazonや楽天の商品ページが表示された、なんて経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。

ユーザーの視点から見た場合、広告のないWebサイトの方が圧倒的に見やすいのですが、実際にはネット上にある99%以上のWebサイトは何かしらの広告を掲載しています。

アフィリエイトに興味がある人ならご存知でしょうが、Webサイトの運営者は掲載している広告による収入で利益を上げています。

今からアフィリエイトを始めようと考えているのでしたら、広告の種類を知ることで様々な施策をして収益アップにつなげましょう。

成果報酬型広告

「成果報酬型広告」は、ブログの訪問者が広告をクリックし、商品購入やサービスの利用などの成果が発生したら、その成果に対して報酬が支払われます。

「アフィリエイト」という言葉は直訳すると「提携する」という意味ですが、ネットビジネスでは「Webサイト運営者と企業を提携する」という意味合いで使われ、「成果報酬型広告」と翻訳されることが一般的です。

成果報酬型広告の最大のメリットは、成果が発生したときの報酬がとても高いということです。

1ヶ月で稼げる報酬金額は、ブログのPVと取り扱っている案件の報酬額で計算することができます。

報酬の例

ブログのPV /月:40,000PV  成果報酬額/一件:5000円

1ヶ月の報酬額=(PV)×(CTR)×(CVR)×成果報酬額

PV=ページビュー(1ヶ月でページがどれだけ見られたか)

CTR=クリック率(10,000人が広告を見て、300人がクリックしたら CTR=3%)

CVR=購入率(広告をクリックした300人のうち、9人が購入したらCVR=3%)

10,000(PV)×クリック率3%×購入率3%×5,000円(報酬額)=45,000円(成果報酬額/月)

※クリック率と購入率は、広告案件や記事の内容によって変化しますが、大体このくらいの数値が一般的だと考えます。

メリット

  1. 少ないPVでも大きく稼げる。

デメリット

  1. 稼げるようになるまで時間が掛かる。

Googleアドセンス広告(クリック報酬型)

Googleアドセンスは、Googleが提供している広告配信サービスです。

商品が売れた場合にのみ報酬が発生する「成果報酬型」とは違って、Googleアドセンスは広告がクリックされるだけで報酬が発生します。

商品が売れないと報酬が発生しない成果報酬型広告に比べ、クリックされるだけで報酬が発生するならお得じゃん!と思ったかもしれませんが、もちろんそんなおいしい話ではありません。

一件の成果につき1,000円や10,000円の報酬が発生する成果報酬型広告と比べ、Googleアドセンスはワンクリックにつき20円〜30円程度の報酬にしかならないのです。

Googleアドセンスでの収益は、ブログのPV(ページビュー)数に依存する傾向があるので、大きな利益を求めるのなら多くのアクセス数を稼ぐ必要があります。

また、Googleアドセンス広告での大体の収益期待値は、次の計算式を用いて算出することができます。

Googleアドセンスの収益期待値の計算式

計算式は【月間PV×CTR×CPC=1ヶ月の報酬額】

これに実数値を当てはめる形で算出します。

【PV】ページビューはWebサイトのページが閲覧された回数の合計値
(今回は100,000PV/月のブログを例にします)

【CTR】クリックスルー率は広告の表示回数に対してクリックされた回数の割合
(平均値が0.5%〜1.0%程度と言われているので、今回は1.0%で計算します)

【CPC】日本語ではクリック単価と訳され、ワンクリックあたりの報酬額のこと
(平均値が20円〜30円程度だと言われているので、30円で計算します)

100,000(PV)×1.0%(CTR)×30円(CPC)=30,000円(報酬/月)

Googleアドセンスはどんなジャンルのブログにも利用する価値がある万能な広告です。

設置方法もかんたんで、ブログにGoogleアドセンスの広告枠を設置するだけでOKです。

あとは、訪問したユーザーにとっての最適な広告が自動的に配信される仕組みになっています。

利用するためにはブログの審査が必要ですので、10〜30程度の記事を投稿した上で審査してもらうようにしましょう。

一度審査に落ちても何度も同じブログで審査することが可能ですので、その場合は記事の文字数や質を上げるか、記事数を増やして再トライしてみましょう。

Amazonアソシエイト

Amazonアソシエイトは、インターネット通販でおなじみのAmazonの商品を紹介できるアフィリエイトです。

Amazonで取り扱っている1000万点以上あるほぼ全ての商品をアフィリエイトとして紹介することができます。

Amazonアソシエイトの最大の魅力は、何といっても紹介できる商品が無数にあるというところです。

書籍、DVD、ゲームソフト、家電、インテリア、衣類、食料品、生活雑貨など、あらゆるカテゴリーの商品をアフィリエイトすることができるので、ブログのテーマや記事の内容によって最適な商品を紹介することができます。

アフィリエイトで得られる報酬は、商品のカテゴリーによって紹介料率が定められています。

報酬上限額は最大でも商品価格の10%となっており、一商品一点あたりの最大の報酬額は1,000円と決められています。

Amazonアソシエイトの成果報酬のイメージはこのような感じです。

Amazonアソシエイトを利用するにはブログの審査がありますが、それほど厳しくはないので初心者でも心配することはありません。

物販の他にも「Amazon プライム・ビデオ」や「Kindle Unlimited」などの定額サービスの申し込みの案件もアフィリエイト可能です。

Amazonアソシエイトの紹介料率やルールなどの詳細については、Amazonアソシエイトの公式ページで確認いただけます。

紹介料率 商品カテゴリー
10.0% amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン
8.0%

Kindle本、デジタルミュージックダウンロード、Androidアプリ

食品・食料、お酒、ファッション、ジュエリー、シューズ、バッグ

5.0% ドラッグストア、ビューティ用品、コスメ、ペット用品
4.5% Kindleデバイス、Fireデバイス、Fire TV、amazon Echo
4.0% DIY用品、ベビー・マタニティ用品、スポーツ・アウトドア用品、ギフト券
3.0% 本、文房具、オフィス用品、ホビー、キッチン用品、インテリア、生活雑貨
2.0%

CD、DVD、ブルーレイ、ゲーム/PCソフト、PC、カメラ、

家電、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器

0.5% フィギュア
0.0% ビデオ、Amazonネットスーパー

楽天アフィリエイト

楽天アフィリエイトは、インターネット通販の楽天市場で取り扱っている5,000万点を超える商品を紹介できます。

商品以外にも、楽天トラベル、楽天カード、楽天ポイントモールなどのサービスも紹介することができます。

楽天アフィリエイトの利用には審査がないため、楽天の会員であれば誰でも利用することができます。

報酬の支払いが原則として現金ではなく楽天ポイント(楽天キャッシュ)という電子マネーになるのですが、3ヶ月間連続で3,001楽天ポイント以上の報酬が発生している場合は、銀行振り込みでの対応をしてもらえます。

楽天アフィリエイトの紹介料率は表の通りです。

紹介料率 商品ジャンル
4.0%

【ダイエット・健康】【美容・コスメ・香水】【スポーツ・アウトドア】【医療・コンタクト・介護】【ペット・ペット用品】【カタログギフト・チケット】【食品】【インナー・下着・ナイトウェア】【ジュエリー・アクセサリー】【バッグ・小物・ブランド雑貨】【日本酒・ビール・焼酎・洋酒】【スイーツ・お菓子】【メンズファッション・レディースファッション・靴】【花・ガーデン・DIY】【水・ソフトドリンク】【キッズ・ベビー・マタニティ】

3.0% 【ホビー】【キッチン用品・食器・調理器具】【サービス・リフォーム】【本・雑誌・コミック】【住宅・不動産】【日用品雑貨・文房具・手芸】【おもちゃ】【インテリア・寝具・収納】
2.0% 【車・バイク】【CD・DVD】【腕時計】【家電】【楽器・音響機器】【スマートフォン・タブレット】【パソコン・周辺機器】【光回線・モバイル通信】【テレビゲーム】【テレビ・オーディオ・カメラ】【車用品・バイク用品】

楽天市場はAmazonを超える5,000万点以上の商品をアフィリエイトとして紹介できるので、Amazonで取り扱っていない商品を紹介する際や、紹介料率の高い商品を紹介する際には有効活用しましょう。

また、ブログに楽天アフィリエイトの広告を設置する際に、Amazonアソシエイトの広告と隣り合わせで設置することも可能です。

インプレッション型広告

インプレッション(impression)とは、直訳すると「印象」の意味ですが、WEBマーケティングにおいては「広告が表示された回数」を意味します。

インプレッション型広告が、ブラウザ上に1回表示されることで1インプレッションとカウントして、1,000インプレッションごとに10円程度の単価というのが大体の相場とされています。

「1,000回表示されてたったの10円?」とお思いでしょうが、ひとつのページ内でもインプレッション型広告を何ヵ所か設置することができるので1PV=1インプレッションとはなりません。

広告を経由して商品が購入されたりクリックされる必要すらないのでかなり緩い条件なのですが、報酬金額が安いので普通のブログで利用されることはほとんどありません。

インプレッション型広告を利用できるサービスには、CLITEO(クリテオ)や忍者admax(にんじゃアドマックス)などがあります。

収益化するためには大量のアクセスが必要とされますが、ブログのPVに自信があるという人は採用を検討してみるのもありかと思います。

インプレッション型広告の報酬例

ここでは1ヶ月で1,000,000PVのブログを例にあげます。

ブログの1ヶ月のPV=1,000,000   インプレッション型広告の表示回数=2,500,000

1,000インプレッションで10円の単価として

2,500,000(インプレッション)÷1000×10円(単価)=25,000円(報酬)

メリット

  1. 広告を掲載しておくだけでOKというシンプルかつ手軽なところ。

デメリット

  1. 収益化するためには大量のアクセスを必要とする。
  2. 利益が低いため、大きな収入が見込めない。

固定報酬型広告

固定報酬型の広告は、成果報酬型広告やクリック報酬型の広告などとは違って、ユーザーのアクションに関係なくWebページ内に広告を掲載しておくだけで一定の報酬が発生します。

新聞や雑誌の広告欄と同じような仕組みで、ブログの広告枠を企業に売るという形で契約します。

ブログの運営者は、成果に関係なく広告を掲載するだけで報酬を安定的に受け取ることができるメリットがあり、また、広告主はブログの広告枠を押さえて自社の製品やサービスを独占的に宣伝することができます。

このように固定報酬型の広告は、広告主とブログ運営者のお互いにメリットがある関係ですが、誰でも契約できるタイプの広告ではないのです。

少し考えてみれば気づくと思いますが、アクセス数の少ないブログでは企業側にメリットがないため契約してもらえません。

固定報酬型広告を契約するためには、ブログのPVがケタ違いに多かったり、アフィリエイトの成果が継続的に発生し続けているなど、広告主側がメリットを感じるブログである必要があります。

固定報酬型広告の報酬例

掲載条件:ブログ内全ページのバナー枠2箇所ずつ

掲載期間:3ヶ月 (契約満期後更新するかは広告主が確認)

契約金額:固定報酬 180,000円/月

メリット

  1. 成果に関係なく安定して高額な報酬がもらえるため安心感がある。

デメリット

  1. 契約期間内は広告の掲載位置を変更できない。
  2. 商品の売り上げに貢献できないと広告主からクレームが発生する。

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