みなさんこんにちは、サメブログ編集部のさめはだです。
アフィリエイトには、守らなければいけないルールやマナーがあります。
「お金儲けのため」「どうせバレないから大丈夫」と、「法に触れる行為」や「他人に迷惑をかける行為」は絶対にやってはいけません。
今回は「アフィリエイトの基本的なルール」と「法律に抵触する行為」をなるべくわかりやすいようにまとめました。
知らないうちにルール違反を犯してから「知りませんでした」では済まない場合もありますので、正しい知識を身につけてアフィリエイトをするように心掛けましょう!
アフィリエイトの基本的なルールとマナー
① 虚偽の情報でASPに会員登録しない
アフィリエイトを始める場合、私たちはASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる広告代理店の役割を持つサービスに会員登録をする必要があります。
アフィリエイターはASPに登録することでアフィリエイト広告を利用可能になる上、成果の管理や報酬の支払いなどもASPが請け負っているのです。
私たちアフィリエイターにとって密接な関係にあるASPへの会員登録をする際は、偽名やハンドルネーム、他社の個人情報での登録は禁止されています。
また、18歳未満の方は会員登録ができないサービスが多く、年齢を偽って登録するのももちろん禁止です。
②公序良俗に反する内容の記事は書かない
読む人を不快にさせたり他人を誹謗中傷するなど、社会的に相応しくない内容の記事をブログに書くことはマナー違反です。
ブログというメディアを運営している自覚と責任を感じて、誰かの役に立つ情報を提供をするように心がけていれば違反することはないでしょう。
一例として、次のような内容の記事は避けるようにしましょう。
・自殺・自殺ほう助に関連する内容
・児童ポルノ・児童売春に関連する内容
・麻薬・脱法ドラッグなどの紹介
・犯罪行為を肯定・美化・助長する内容
・第三者に社会的不利益を与える内容
・他人の名誉の侵害・誹謗中傷に関する内容
・残虐的・猟奇的など不快感を覚える内容
③ブログに設置する広告コードを改変しない
アフィリエイトによる成果報酬を得るためには、自分のブログに広告プログラムを貼る必要があります。
広告プログラムのデザインは広告主側の意向によって決められたものです。
広告コードを許可なく書き換えたり、広告画像・サイズ・デザインを編集・変更する行為は禁止されています。
コードを改変することによって、アフィリエイト成果が正しく反映されないなどの不利益が生じる場合があります。
④登録しているブログ以外に広告を設置するのは禁止
自分のブログにアフィリエイト広告を設置するためには、ASPに登録した上で、さらに利用したい広告の広告主にそれぞれ承認をしてもらい個々に提携をする必要があります。
アフィリエイターは広告主と提携する際に、「このブログに広告を貼りたいです」と、提携したいブログを申請する必要があります。
そして、ここで申請しているブログ以外の場所に広告を貼ることは禁止されています。
TwitterやInstagramなどのSNSに広告を貼る行為や、自分で作っている他のブログに広告を貼ることも禁止です。
⑤アフィリエイト広告の成果条件の公開は禁止
わたしたちアフィリエイターがASPへの会員登録をしないと見ることができない情報を、ブログ記事内やSNSなどで公開してはいけません。
具体的には、広告プログラムの内容・広告主企業名・商品名・成果の発生条件・成果報酬金額など、ASPの会員でなければ知り得ない情報は公開できません。
他人に迷惑を掛けたり、誰かの不利益になる行為をしない
①アフィリエイト広告で成果を発生させる行為の第三者への依頼
アフィリエイトでは多くの場合、「商品の購入」と「サービスの利用」が成果報酬の条件になっているのですが、これ以外にも成果報酬の発生する条件はいろいろとあります。
例えば、「資料の請求」「会員登録」「無料相談」「新規の問い合わせ」などがこれに当たります。
これらは実際に商品を購入する必要がないので、「自分のブログの広告を経由して、広告主サイトから資料請求をして欲しい」と知人にお願いをするなど、不正行為を働く人がいます。
このような、成果報酬が発生する条件を第三者に依頼して不正に報酬を得ようとする行為は禁止されています。
このような行為が発覚した場合は、広告主との契約解除やASPの退会処分、場合によっては詐欺で訴えられる可能性もあるので絶対にやらないようにしてください。
②Googleアドセンス広告の自己クリック
Googleアドセンスなどの、クリックされるだけで報酬が発生する「クリック報酬型広告」を、自分自身または第三者に依頼してクリックする行為は禁止されています。
自分自身でブログの画面を確認している際に、間違って広告をクリックしてしまうこともあります。
わざとではないこの場合でも、Googleからの警告メールが届いたりするので注意してください。
一昔前になるのですが、ネットで知り合った複数人が共謀してお互いのブログの広告をクリックし合うという違反行為をしていた集団がいたのですが、不審なクリック率の高さなどから不正が発覚し、処罰を受けるという事例がありました。
Googleアドセンスの広告やアフィリエイト広告は、アフィリエイター・読者・広告主・ASP、ブログに関わるすべての人が得をできる仕組みになっています。
アフィリエイターが自分自身の利益だけを優先して他社の不利益になるような行為はしてはいけません。
③根拠のないランキング記事・比較記事・レビュー
よく見かけるランキング記事や比較記事にも、やってはいけないルールが存在します。
自身のブログにランキング記事を書く場合、明確な根拠を示す必要があります。
「○○人にアンケートを行った結果」
「○○で評価が高いランキング」
自分が好きだから、個人的には、など、明確な根拠が存在しないランキングを掲載する場合は、しっかりと「個人的に好きな○○ランキング」とか「わたしがおすすめする○○ベスト10」などと明記しておけば問題ありません。
また、商品やサービスなどの比較記事を書く場合にも基本的なマナーを忘れないようにします。
A社の商品とB社の商品を比較する記事を書く場合、どちらかの商品に悪い印象を与える内容を書いてはいけません。
デメリットや欠点を書くのでしたら、必ずメリットや利点などプラスになる情報も掲載しましょう。
④アフィリエイト広告・Googleアドセンス広告のクリック誘導
ブログに掲載する広告は、読者が自分の意思でクリックするように設置しなければいけません。
「 1日1回クリックしてね!」
「注文はここから! 」
「クリックで得られる収益は○○団体へ募金します。」
など、クリックを誘導・誘引するような表現は禁止されています。
⑤ステルスマーケティングに関わらない
アフィリエイトで報酬をあげ続けていると、広告主企業からアプローチをされる場合があります。
特別単価や特別報酬、特別な広告の掲載などがそれに当たるのですが、中にはステルスマーケティングをお願いしてくる企業もあるのだと聞いたことがあります。
ステルスマーケティング(通称:ステマ)とは、かんたんにいうと「お金をあげるから、あなたのブログでうちの商品を宣伝して欲しい」というものです。
本当はおすすめでもない商品を「一般消費者を装っておすすめする」記事を書いたり、「ランキング記事で1位にするなど大絶賛する」など、広告主から金銭などを受け取っておきながら中立的な立場を装って商品やサービスを称賛するステマ呼ばれるセールス行為はマナー違反です。
⑥自分のサイトを広告主の公式サイトだと誤認させるようなデザインにしない
WordPressなどでサイトを作成しデザインする際に、あたかも公式サイトが運営しているオフィシャルサイトだと勘違いするようなデザインにするのは禁止されています。
・会社名や商品名を含んだドメインを使用する。
・公式サイトのデザインに酷似するような作りにする。
・公式サイトの商品やサービスの画像を多用する。
注意しなければならない法律に抵触する行為
許可なく他人の文章や画像を掲載してはいけない
文章を書く全ての人が気をつけなければいけない法律が「著作権法」です。
「著作権」という言葉は広く知られているので、おおまかな意味ぐらいは知っているという人も多いと思います。
知らないうちに違反しては大変ですので、どのような行為が著作権侵害にあたるのかを知っておきましょう。
① 他人のサイトや書籍の文章を無断利用する。
他人のサイトや書籍の文章を、無断で利用することは著作権侵害にあたります。
週刊少年誌などの内容を、雑誌の発売日よりも早くネット上で公開するいわゆる「ネタバレサイト」はこの法律に抵触している可能性があります。
② 他人のサイトの画像を無断で使用したり、動画のスクリーンショットなどを掲載する。
アイキャッチ画像などを作るときに、他人のサイトから画像を拾ってくるのはダメです。
自分のブログで使う画像は自分で用意するか、画像の無料サービスを利用するようにしましょう。
商品・サービスの品質・内容・価格は正しく伝える義務がある
アフィリエイターは、自身のブログで様々な商品やサービスを紹介することで報酬を得ます。
商品の品質や価格を正しく表記せずに、読者が誤解を招く表現になっていないか気をつけましょう。
実際の性能よりもよく思われるように紹介したり、虚偽の情報を表示すると「景品表示法」違反となりペナルティを受ける可能性があります。
読者の不利益にならないように、正しい情報を伝えるように心がけましょう。
化粧品・美容品のアフィリエイトをするなら「薬機法」に気をつける
薬機法とは、医薬品や医薬部外品・化粧品などの品質や有効性・安全性を確保するための法律です。
対象となる可能性のある広告プログラムは、「化粧水」「栄養ドリンク」「美白クリーム」「ファンデーション」などがあります。
注意するポイントは「虚偽の表現」「膨大表現」「誤認されるような表現」になります。
「この化粧水はアンチエイジング効果がある」「この栄養ドリンクは○○の病気によく効きます」「この美白クリームを使うとシミが消える」など、実際の商品の効果を超える膨大表現や虚偽の表現、誤認するような内容の表現は薬機法違反となるため注意してください。
もし自分のブログで化粧品や美容品を紹介するような記事を書いている人は、薬機法に気をつけておく必要があります。
健康食品のアフィリエイトをするなら「健康増進法」に気をつける
健康食品は消費者の健康状態に影響を及ぼす商品ですので、大げさな表現や実際には得られない効果を謳って宣伝することをしてはいけません。
健康食品を取り扱う企業はもちろんですが、健康食品をブログで紹介し広告を掲載するわたしたちアフィリエイターも例外ではないのです。
健康食品に関するアフィリエイトプログラムには以下のものが挙げられます。
自分のブログで取り扱っている、あるいは取り扱ってみたいという人は気を付けておく必要があります。
【筋力増強サプリメント】【ダイエットサプリメント】【水素サプリメント】
【アンチエイジングサプリ】【睡眠改善サプリメント】【葉酸サプリメント】
【コラーゲンサプリメント】【青汁】【健康茶】【ブルーベリー】