みなさんこんにちは、サメブログ編集部のさめはだです。
アフィリエイトに限ったことではないのですが、どんな副業にもメリットがあれば当然デメリットもあります。
副業の主なメリットは「お金が稼げる」「スキルアップ」などがあげられますが、他にも、副業を通して人脈を形成し、後の転職や起業などにつなげていくこともできます。
中でも「お金を稼ぎたい」という理由で副業を始める人の割合が多く、誰でもかんたんに始めることができるアフィリエイトも人気のある副業です。
アフィリエイトは数ある副業の中でも、メリットがとても大きい最強のネットビジネスだとわたしは断言できます。
やらない理由が見当たらないと個人的には思っているのですが、デメリットもあるのでそこは知っておく必要がありそうです。
アフィリエイトのメリット
アフィリエイトはお金もスキルもなくても始められる
アフィリエイトの良いところはいろいろとありますが、インターネットを利用してできる他の副業と比べて参入する障壁が低いという点があげられます。
株やFX、仮想通貨などの投資型のビジネスでは、始めるためにはある程度のお金が必要になってきます。
イラストレーターやキャラクターデザイン、Webライター、Webデザイナーなどの創作系のビジネスでは、デザインやプログラミングなどのスキルが必要です。
それに比べてアフィリエイトは、初期投資できるお金がなくても、特別なスキルがなくても、パソコンとインターネット環境さえあれば始めることができます。
アフィリエイトを始めるためにはWebサイトが必要ですが、はてなブログなどの無料ブログサービスを利用すればお金がかかりません。
WordPressを利用して始める場合でも、ドメイン代とレンタルサーバー代が多少掛かるぐらいで、それほど大きな出費にはならないので心配ありません。
わたしの場合はWordPressでWebサイトを作成し、ConoHa WINGというレンタルサーバーを契約しているのですが、ドメイン代が年間1,400円程度、レンタルサーバー代が毎月1,200円程度しか掛かっていません。
ブログが完成したら、アフィリエイト広告を利用するためにASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に会員登録して準備は完了です。
好きな時間・好きな場所で作業ができる
アフィリエイトは基本的に個人で行うビジネスです。
企業などがWebサイトを運営してアフィリエイトをしている場合もありますが、大半のアフィリエイターは個人で行っていることが多いです。
会社に雇われている会社員とは違い、アフィリエイトは好きな時間・好きな場所で仕事をすることができます。
ノートパソコンやスマホがあれば、仕事の休憩時間や移動中・外出先でもブログを書くことができます。
このようにアフィリエイトは時間や場所に縛られない最高の働き方ができます。
不労所得が発生し続ける
不労所得とは、アルバイトなどの労働の対価として得られる一般的な収入とは違い、一定の状態を保ち続けることで得られる収入源のことを言います。
アフィリエイトがまさにこの不労所得を得られる仕組みになっていて、お金を稼ぎ出す収入源となるブログを形成してしまえば、あとは管理や調整をするだけで収益が発生し続けます。
要するに、1ヶ月に10万円稼ぎだすブログを作ってしまえば、翌月も翌々月も、放っておいてもおよそ同額程度の報酬が発生し続けます。
実際にはブログのメンテナンスや記事内容の調整など、細かい作業は必要になってきますが、自由に使える時間が大幅に増えることがお分かりいただけますね。
アフィリエイトのデメリットを知っておこう
安定して稼げるようになるまで時間がかかる
ブログアフィリエイトは、始めてからしばらくの間は報酬が発生することはありません。
それはなぜなのでしょうか?
その理由をしっかりと理解しておかなければ、方向性を見失ってしまう恐れがあります。
報酬を発生させるためには、まずは自身のブログへのアクセス数を増やす必要があります。
アクセス数の少ないブログは、客が少ないお店と同じことですので、いくら商品を宣伝したとしても客の目に届くことはほとんどありません。
それでは、どうすればブログへのアクセス数を増やすことができるかを考える必要があるわけです。
ブログへのアクセス数を増やす方法は、質の良い記事を書き続けるしかありません。
それでは質の良い記事とは何か?
Googleの検索エンジンに評価される「SEOを意識した文章になっているか」
ブログを訪れる読者の役に立つ「求めている情報が提供できているか」
しっかりと稼げるようになるまでの必要期間は、作業効率・作業量・能力によって違ってきますが、3ヶ月から半年、あるいは1年以上報酬がほとんど発生しない人も珍しくはありません。
ネットではよく「誰でもかんたんに稼げます」「3ヶ月で100万円稼げる!」「1日30分の作業時間でOK!」なんて景気の良いキャッチコピーを見かけますが、アフィリエイトは決してそんなに簡単ではないのです。
これは、アフィリエイトを始めてからの経過年数とアフィリエイトの収入の関係をイメージしたものです。
アフィリエイトで稼げるようになるためには、最低でも1年以上は続けられる継続力が必要です。
わたしの個人的な考えでは、最低でも1日平均2時間〜3時間以上はブログ記事の執筆に当てられるように努力できなければ稼げるようにはなりません。
アフィリエイトを始めてからの1年間は研修期間だと割り切って、とにかく記事を書き続けましょう。
文章を書くのが苦手だと続けていくのが辛い
Twitterやメールなど、アフィリエイトができる媒体はいろいろとありますが、ブログでアフィリエイトをするのでしたら文章を書く技術は必要不可欠です。
あなたが「文章を書く」ことが苦手だとしたら、アフィリエイトを続けていくことは大変かもしれません。
ブログアフィリエイトはいわば「ストック型」のビジネスです。
自分のブログに記事を書いて、100記事、200記事と、記事をストックしていくことで収入源を増やしていきます。
もちろん、素人がただ単純に日記のような記事を書くだけでは誰も見にきてはくれません。
どのようなことを意識して記事を書けばよいのかポイントはいくつかあるのですが、わたしが特に重要だと思う要点は2つあります。
① SEO対策をしっかりと取り入れて、記事内に必要なキーワードが十分入っているか。
② 読んでくれる人のことを意識して、役に立つ情報を伝えられているか。
アフィリエイトではSEO対策はもちろんのこと、読者のことも意識した記事になっているかがとても重要です。
SEO対策という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、要はGoogleの検索エンジンに好まれる文章になっているかということです。
ここでは深く触れませんが、Googleの検索エンジンにも読者にも好まれる記事を書くことが大事だということです。
どれだけ頑張っても絶対に稼げるとは限らない
会社に雇われて仕事をしている会社員とは違って、アフィリエイトは100時間、200時間と作業時間をいくら費やしてもほとんど報酬が発生しないこともあります。
報酬を発生させるためには、ブログのアクセス数を増やす必要があるのですが、そもそも
「競合サイトが強いレッドオーシャンで戦っている」
「読者やSEOを意識せず、質の低い自分勝手な記事を書いている」
など、根本的な問題がある場合はまず正しい知識を身につける必要があります。
アクセス数が増えない原因がわかれば修正も効くのですが、正しいやり方を知らずに間違った方向性で記事を書いてもアクセス数が増えることはありません。
次のグラフをご覧いただけますでしょうか。
アフィリエイトマーケティング協会というアフィリエイトに関する市場調査をしている団体が、2020年にアフィリエイター2,846人を調査したデータです。
このグラフを見てあなたは何を感じましたか?
「あまり景気が良い話ではないな」という印象ではないでしょうか。
調査をした中で、5人のうち3人はほとんど収入がないというアフィリエイトの難しさが見て取れる反面、18.4%のアフィリエイターが10万円以上の収入があると回答しています。
「5,000円未満」のうちの半数以上は、アフィリエイトを始めてから1年未満の初心者が占めていると考えられますが、1年以上続けていても収益がほとんどない人もたくさんいることがわかります。
このようにアフィリエイトというビジネスは、時間と労力をいくら費やしても報酬が発生しない可能性を鑑みて取り組む姿勢が必要です。