将棋の現役最高齢記録は、加藤一二三九段の77歳5ヶ月というもの。
2017年に引退となったが、歴史に名を残す棋士であることは間違いない。
歴代最高齢棋士は加藤一二三九段の77歳5ヶ月
順位 | 棋士名 | 年齢 | 現役引退 |
1位 | 加藤一二三九段 | 77歳5ヶ月 | 2017年 |
2位 | 丸田祐三九段 | 77歳0ヶ月 | 1996年 |
3位 | 坂口允彦九段 | 76歳3ヶ月 | 1985年 |
4位 | 内藤國雄九段 | 75歳4ヶ月 | 2015年 |
5位 | 小堀清一九段 | 75歳1ヶ月 | 1987年 |
6位 | 有吉道夫九段 | 74歳9ヶ月 | 2010年 |
7位 | 内藤國雄九段 | 74歳6ヶ月 | 2022年 |
8位 | 富沢幹雄八段 | 73歳11ヶ月 | 1994年 |
9位 | 関根茂九段 | 72歳4ヶ月 | 2002年 |
10位 | 山中和正八段 | 71歳3ヶ月 | 1986年 |
現役最年長棋士は青野照市九段の70歳2ヶ月
現役棋士に限ると、最年長の棋士は70歳の青野照市九段だ。
青野九段は順位戦でC級2組に在籍しているが、前期の順位戦で二つ目の降級点がついてしまっている。
今期2023年度の順位戦で降級点がついてしまうと引退となるため厳しい戦いを強いられる。
順位 | 棋士名 | 年齢(2023年4月1日時点) |
1位 | 青野照市九段 | 70歳2ヶ月 |
2位 | 室岡克彦八段 | 64歳0ヶ月 |
3位 | 福崎文吾九段 | 63歳3ヶ月 |
羽生世代は今年で53歳に、谷川浩司十七世名人は61歳
羽生善治九段を筆頭に、森内俊之九段、郷田真隆九段、丸山忠久九段、藤井猛九段ら「羽生世代」の棋士は今年で53歳になる。
フリークラス宣言をした森内九段は60歳を迎えると引退となるが、羽生九段、丸山九段、郷田九段に加え佐藤康光九段などは、どこまで現役を続けられるのだろう。
また、谷川浩司十七世名人は現在61歳と高齢になってきたが、順位戦ではいまだB級2組在籍と実力は健在である。