どうも。さめはだです。
【将棋記録部】では将棋のさまざまな記録をまとめています。
今回は、年間勝率記録をBEST30までまとめましたのでご覧ください!
公式戦年間勝率BEST10!
プロの公式戦では、年間2500局以上の将棋が指されています。将棋界では毎年『対局数』『勝利数』『勝率』の三部門で表彰があり、今回は『勝率』の部門で歴代トップ30をまとめたものになります。
通算勝率八割を超える藤井聡太竜王名人は当然のように複数回ランクイン!まずは第一位から第十位まで!
| 順位 | 棋士 | 年度 | 勝率(勝敗) | 順位戦/年齢/年数 |
| 1位 | 中原誠五段 | 1967年 | .855(47勝8敗) | C1/21歳/3年 |
| 2位 | 藤井聡太竜王・名人 | 2023年 | .852(46勝8敗) | 名人/21歳/8年 |
| 3位 | 中村太地五段 | 2011年 | .851(40勝7敗) | C2/23歳/6年 |
| 4位 | 藤本渚五段 | 2023年 | .850(51勝9敗) | C2/18歳/2年 |
| 5位 | 藤井聡太七段 | 2018年 | .849(45勝8敗) | C1/16歳/3年 |
| 6位 | 藤井聡太王位・棋聖 | 2020年 | .846(44勝8敗) | B2/18歳/5年 |
| 7位 | 服部慎一郎六段 | 2024年 | .843(43勝8敗) | B2/25歳/5年 |
| 8位 | 羽生善治竜王・名人 | 1995年 | .836(46勝9敗) | 名人/26歳/11年 |
| 9位 | 木村一基六段 | 2001年 | .836(61勝12敗) | C1/28歳/5年 |
| 9位 | 藤井聡太六段 | 2017年 | .836(61勝12敗) | C2/15歳/2年 |
第一位:中原誠五段(1967年度)【勝率.855】
公式戦年間勝率歴代一位は、若き日の中原誠五段の【勝率.855】です。60年前の大記録ですが、現在に至るまで誰にも抜かれることがなく輝いています。
中原誠十六世名人はプロ入り二年目だった前年度も八割を超える勝率(.821)を叩き出しています。さらに、プロ一年目から十年目まで十年連続で年間勝率七割以上という偉業。中学三年の春に奨励会三段に昇段したものの、そこから四段昇段まで三年半もかかってしまった、その鬱憤を晴らすかのように鬼神のごとく勝ちまくったというわけです。
ちなみにこの年の中原五段は4月から12月まで37勝5敗(.880)という勝ちっぷり。冬のタイトル戦であった棋聖戦の五番勝負で山田道美棋聖に1勝3敗で敗退しなければ、年度勝率は九割を超えていたかも。
第二位:藤井聡太竜王・名人(2023年度)【勝率.852】
公式戦年間勝率歴代二位は、八冠王を達成した年の藤井聡太竜王・名人の【勝率.852】です。当然ながらタイトル戦の常連で、対戦相手が一流の相手ばかりなのにこの勝率なんて...。
藤井竜王・名人はプロ一年目から1.000(10勝0敗)、.836(61勝12敗)、.849(45勝8敗)、815(52勝12敗)、.846(44勝8敗)、.812(52勝12敗)、.828(53勝11敗)と、六年連続で八割超えの高勝率(一年目はノーカウント)。2024年度は残念ながら八割を切ってしまいました。伊藤匠二冠、永瀬拓矢九段を相手に八割は流石に無理...。
この年のタイトル戦は全てに出場して28勝5敗の成績。対局相手は渡辺明(名人戦)、菅井竜也(叡王戦)、佐々木大地(棋聖戦)、佐々木大地(王位戦)、永瀬拓矢(王座戦)、伊藤匠(竜王戦)、菅井竜也(王将戦)、伊藤匠(棋王戦)。
第三位:中村太地五段(2011年度)【勝率.851】
公式戦年間勝率歴代三位は、若き日の中村太地五段の【勝率.851】です。
順位戦がC級2組で10勝0敗、棋聖戦と王座戦は全勝でシーズン終了と、この成績が響いて高勝率へと繋がりました、という印象です。棋聖戦は翌2012年度もトーナメントを勝ち上がり羽生善治棋聖に挑戦したものの0勝3敗のストレートで敗退。王座戦も挑戦者決定戦まで進んだものの、こちらも羽生善治二冠に負け。
第四位:藤本渚五段(2023年度)【勝率.850】
公式戦年間勝率第四位は、藤本渚五段の【勝率.850】です。
藤本渚七段は2022年の10月にプロ入りしたばかりの新鋭で、2023年度が実質1年目ということになります。角換わり腰掛け銀が全盛の現代将棋界においては異色の『雁木党』の棋士。個人的にはかなりお気に入りの棋士なので、早くタイトル戦で活躍する姿が見てーぜ!(願望)
2024年度の勝率も.745(45勝14敗)と高勝率。2025年度も八割に迫る高い勝率を叩き出しています。いま全世界注目若手棋士。
公式戦年間勝率歴代11位〜20位
| 11位 | 藤井聡太竜王 | 2022年 | .828(53勝11敗) | A級/20歳/7年 |
| 12位 | 桐山清澄四段 | 1968年 | .826(38勝8敗) | C2/21歳/3年 |
| 13位 | 近藤正和五段 | 2004年 | .822(37勝8敗) | C2/33歳/9年 |
| 13位 | 中原誠四段 | 1966年 | .821(32勝7敗) | C2/19歳/2年 |
| 15位 | 羽生善治四段 | 1987年 | .820(50勝11敗) | C2/17歳/3年 |
| 16位 | 大内延介六段 | 1966年 | .818(27勝6敗) | B2/25歳/4年 |
| 17位 | 伊藤匠四段 | 2021年 | .818(45勝10敗) | C2/19歳/2年 |
| 18位 | 藤井聡太七段 | 2019年 | .815(53勝12敗) | C1/17歳/4年 |
| 19位 | 藤井聡太竜王 | 2021年 | .812(52勝12敗) | B1/19歳/6年 |
| 19位 | 斎藤明日斗五段 | 2022年 | .812(39勝9敗) | C2/24歳/6年 |
第17位:伊藤匠五段(2021年度)【勝率.818】
歴代17位の伊藤匠五段をピックアップ!
伊藤匠二冠は2026年3月時点では叡王と王座の二冠王。藤井聡太八冠王の一角(二角)を崩し現在最も勢いのある棋士の一人で、藤井聡太竜王・名人最大のライバルと目される。伊藤匠二冠の2021年度の成績は45勝10敗で勝率は.818。2020年10月に四段昇段したばかりなので、実質1年目の成績ということになります。
藤井さんが七冠〜八冠だった頃は、まだライバル不在で向こう十年は独占状態が続くのでは?と言われていたとかいないとか...。そこに突然のライバル出現。これからあと20年は藤井ー伊藤戦を見られそうな予感。オラわくわくすっぞ!
公式戦年間勝率歴代21位〜30位
| 21位 | 久保利明四段 | 1994年 | .810(34勝8敗) | C2/19歳/2年 |
| 22位 | 芹沢博文七段 | 1960年 | .806(25勝6敗) | B1/24歳/6年 |
| 23位 | 菅井竜也五段 | 2014年 | .804(41勝10敗) | C1/22歳/5年 |
| 24位 | 羽生善治竜王 | 1989年 | .800(64勝16敗) | C1/19歳/5年 |
| 24位 | 渡辺明棋王・王将 | 2018年 | .800(40勝10敗) | A級/34歳/19年 |
| 24位 | 永瀬拓矢七段 | 2018年 | .800(36勝9敗) | B2/26歳/10年 |
| 24位 | 深浦康市五段 | 1994年 | .800(44勝11敗) | C2/23歳/4年 |
| 28位 | 森内俊之五段 | 1991年 | .797(63勝16敗) | C1/21歳/5年 |
| 29位 | 丸山忠久五段 | 1994年 | .797(51勝13敗) | C1/24歳/5年 |
| 30位 | 木村一基五段 | 1999年 | .797(47勝12敗) | C1/26歳/3年 |
第24位:永瀬拓矢七段
第24位の永瀬拓矢七段をピックアップ!
永瀬拓矢九段は1992年生まれの棋士。もはやタイトル戦の常連さんとなりつつある存在で、トーナメント戦でも上の方でよく見かけます。2018年度は順位戦で全勝したことが響いて勝率八割を記録。同年度に渡辺明九段も40勝10敗と全く同じ成績で最高勝率を記録しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
勝率の記録部門は、順位戦で下位クラスの若手が圧倒的に有利と言われています。順位戦のリーグを1年間無敗で乗り切ることで、高い勝率を叩き出せるというのがその理由です。
本当は100位まで調べていたんですけど、ごちゃごちゃしてきてスプーンを投げました(汗)。時間があったら更新したいと思います...(需要あんのか?)。
おわり!